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一光寺便り

お釈迦様が勧められた二つの修行

お釈迦様が在家の信者達に勧められた「布施」と【持戒】。大乗仏教では菩薩の修行として説かれた六波羅蜜行の中にある二つの修行です。布施とは施すことで、物や言葉、体を使って他人に施す行為です。持戒は戒をたもつこと。戒と言えば法律のように厳しいイメージがあると思いますが、戒は「律」ではなく、「良い習慣」という意味ですから、三毒【貪瞋痴】から離れるように、必要以上に求めたり【貪欲】、思い通りにならないからと怒ったり【瞋恚】、嫉妬やねたみ、恨みや呪い、他人の不幸を願ったり【愚痴】せずに、人の幸せを願えるような心を磨いていくことです。細かく説明しますと、大変大事なことだとわかって頂けると思いますので、ご縁がありましたら仏教塾にてご説明させて頂きたいと思います。

合掌

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