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一光寺便り

秋の白龍弁才天祭

御祭礼御報告

白龍弁才天祭 斎行の件

仏教塾会場にて白龍弁才天祭を

執り行いました。

古流神道の伝統に従い、

まず祝詞を奏上し、

その後にお経をお唱えする

神仏習合時代の祈りの姿を

今に伝える祭典となりました。

それぞれの祈りが良き形で

結ばれていきますよう、

心を込めてご祈念いたしました。

祭典に先立ちましては、

願主の皆さまの御札やお守りを開眼供養し、

さらに密教修法による白龍弁才天の

秘法供を修し、それぞれの祈願が

弁才天さまに正しく届きますよう、

心を込めてお祈り申し上げました。

当山の白龍弁才天さまは、

水を清め禍を祓う

瀬織津姫大神の御姿であり、

同時に仏さまでは十一面観音の

御化現としても拝されてきました。

神と仏がひとつに重なった御姿は、

古き日本に受け継がれてきた

祈りの形そのものであり、

人々に福徳と智慧を授け、

迷いや障りを取り除いてくださる

御力をお持ちであります。

本日の祈りを通して、

願主の方々はもちろん、

当山の弁才天様とご縁ある皆さまにも

清らかな流れと福智の光が届き、

それぞれのお願い事が良き

ご縁へと結ばれていき、

福徳の光が届きますよう、

謹んで御奉告申し上げます。

なお、今回の白龍弁才天祭を

無事に終えることができましたのも、

日頃よりご支援くださる皆さま、

そして御神仏のお導きのおかげでございます。

ここに改めて深く感謝申し上げ、

今後とも皆さまと共に祈りを

重ねてまいりたいと存じます。

合掌

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