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一光寺便り

【令和6年】病気退散健康祈願会のお知らせ

今年も病気退散健康祈願会を行いますが、今年からお申込みは○檀信徒と檀信徒が家族のお札もお祀りする条件で○檀信徒の家族とさせていただきます。

全ては健康あってのものですし、かなり好評で喜ばれているご祈祷です。

昨年より、十一面観音様と牛頭天王様に加え、牛頭天王の本地仏である薬師如来様に心身の健康をお祈りさせて頂き、さらにパワーアップした御札を皆さんにお届けさせて頂きます。

現在、ホームページの問い合わせからは受け付ていないので、申込み内容をご確認の上、メールアドレスに直接ご連絡下さい。

お釈迦さまの説かれた四苦八苦の中に、病の苦しみがあります。

医療が発達した現在では、そんなに脅かされることもなく生きておった人も多かったと思いまが、どうすることもできない病気が出てくると、いつの時代であっても人は苦悩するものです。

病気=死という時代もあったでしょうから、そんな時代を思えば、我々は有難い時代を生きておるのは確かです。

しかし、今も昔も同じように、死を匂わせる病気の前に人は恐怖を感じます。

そういった病に対して古来より密教僧は、薬師如来法や、不動明王法、地蔵菩薩法、諸観音法を修し、病気平癒や疫病退散を祈ってきました。

なかでも十一面観音様の修法は、最大の脅威であった疫病を退散させ、除病の力があるということで盛んに祈られました。

十一面観音を祈り、疫病を鎮圧したということで

有名な霊山である白山を開いた泰澄上人のお話があるように、十一面観音様は疫病を終息させる力があるとされてきた、かなり霊験あらたかな仏さまなのでございます。

そして、疫病を防ぐ神と言えば牛頭天王さんです。

元は京都祇園の八坂神社のご祭神で、薬師如来を本地仏として、スサノオ神と同体とされている神様でございます。

祇園精舎の守護神なので、この牛頭天王を祭った場所は、祇園と呼ばれていたりました。

祇園という地名はそういうことです。

 牛頭天王は、蘇民将来の娘に対し、「茅の輪をつくって、赤絹の房を下げ、『蘇民将来之子孫也との護符を付けておれば、疫病や災難を逃れることができる」と除災の法を教示したという伝承があるので、八坂神社では祇園祭の行われる7月は「蘇民将来之子孫也」と記した厄除粽(ちまき)が授与されておるそうです。

伊勢神宮近くの旅館とかおかげ横丁のお店の前にも、『蘇民将来之子孫也』も文字を見ることができますな。

これはお寺の御札ですな。梵字は薬師如来様。

病気の退散や健康を求める方は多いので、祈願内容は、身体健康、無病息災、諸病阻止、疫病退散、悪病息災、除病延命になります。

疫病にかからないように祈るのはもちろんですが、もし感染してしまっても、その人が大変なことにならないようにお祈りした十一面観音様の御札に、薬師如来様と牛頭天王様の内符、さらに除病に関係する秘密霊符を入れてお授けしたいと思います。

もしご希望の方がおられましたら、案内を出しておきますのでお申込み下さい。

【病気退散健康祈願会のお知らせ】

□日時 4月18日(木曜)

□場所 金剛山一光寺

※参加はできません。

□志納金

紙札(内符入り)  1万円 

※一度の祈祷ではなく護摩祈祷を含み、七日間、修法を修して祈り、一人一人の御札を加持します。

締切日までに志納金を現金書留に同封の上、ご郵送下さい。

祈願会に申込みを希望される方は、必ず申込み者全員のお名前、生年月日、住所をbyakurennara@yahoo.co.jp

まで送って下さい。

□締切日3月19日(火曜)まで

※志納金は必ず4月13日(土曜)までに届くようにご郵送ください。

□申込み条件 檀家、信徒とその家族

※檀信徒がお祀りすることを条件にご家族の分も頼むことは可能です。

一年経ちました御札は持ってきて頂いても、送って頂いても構いませんので、どうぞよろしくお願いします。

合掌

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